定期点検や一般整備、納車前のクルマにオプションを装着する新車加修などのサービス業務全般を担当しています。点検や整備でお預かりするクルマは、お客さまの大切なものなので、お客さまよりていねいに、大切に取り扱うことを心がけています。たとえば、シートの位置などを動かした場合、お預かりしたときと同じ状態でお戻しできるようメモをして覚えておいたり、お客さまが気づいてない細かな傷を見つけた場合は磨いておくなど、お客さまにクルマをお返ししたときに違和感を感じず、キレイになったと感じていただけるような、きめ細やかなサービスを提供しています。
また、どうしても失敗してしまうこともありますが、そんなときは、なぜ失敗したのかをしっかり考え、同じようなミスをしないよう次につなげる努力をしています。クルマの整備は、命にかかわる仕事だと考えているので、しっかり責任を持ってプロとして働くことが大切ですね。

難しい仕事を任されたり、同じ仕事でも前より効率よく作業ができるようになると「成長している！」と実感でき、やりがいを感じます。また、先輩たちとクルマについて深い話ができるようになることも、とても楽しいですね。
あるとき、お客さまが自分で購入した社外品のパーツを新車に取り付けて納車することがありました。お客さまのこだわりにできるかぎり応えようと、工場長と相談するなど、いろいろ考えて提案させていただいたんです。すると、そのお客さまは「みなさんが最善だと思う方法が、私にとっていちばん理想になると思うのでそれでお願いします」と言ってくれて、とても嬉しかったと同時に絶対に期待に応えよう！ とやる気になったことがとても心に残っています。
今は現場での整備をメインに任せてもらってますが、これからはお客さまのご要望を聞いたり、お返しの際に整備内容の説明などをするフロント業務も覚えていきたいと思っています。