父が、Honda Cars 愛知東でクルマを買っていたことがきっかけです。私は、もともとクルマをいじるのが好きだったので、自動車整備士の国家2級を学ぶ専門学校に通っていました。ある時、父と一緒にお店に行って、私が自動車整備の専門学校に通っているという話になり、店長が「じゃあ、うちに来る?」と声をかけてくださったんです。自宅から通いやすい場所にあり、ご縁もあるお店だったので、採用試験を受けて入社しました。
午前中は、車検や定期点検のクルマの整備を行います。午後は、そのクルマをお客様にお返しする前の納車整備や、新車の整備、一般整備、部品交換などの仕事を行います。このお店に7人いる整備士の中では、私が一番若手なので、困ったときにはすぐに相談します。また、先輩方のやり方を真似するように心がけています。お客様の対応は工場長が行っているので、ほぼお客様と直接お話しする機会はありません。ただ、ときどき営業スタッフの方が、お客様のお礼の言葉を伝えてくれることがあります。
整備の内容は、年を重ねるごとに難易度の高いものになっていくのですが、そこにやりがいがあり、無事に修理できた時には達成感が感じられます。また、お店の外に出ると、見覚えのあるクルマが走っていることがあります。街の中で、自分が整備に関わったクルマを見かける機会があると、やっぱり嬉しいですね。社会人になってから、責任感を持てるようになり、お客様のクルマを預かるという意識が生まれたと思います。
職場の先輩方にとても良くしていただいています。いつも現場で作業を見てくださるので、ありがたいですね。たまに職場の飲み会があるのですが、この飲み会が本当に楽しいんです。また、営業スタッフとサービススタッフが、お客様への点検・車検のご案内を協力して行うこともあります。それで、営業スタッフの方々とも仲が良く、休日も一緒に野球をしたり、遊んだりしています。毎年2月には社員旅行があり、会社全体の交流が深まる機会になっています。
この仕事は、自分から気付いて身体を動かせる人、レスポンスがいい人が向いていると思います。新しい車種が次々に出てきて、商品知識や整備の知識を覚えるのは大変ですが、毎日新しいことをやらせてもらっています。昔からの夢だった整備士になることができて、社会人生活は楽しいですね。整備士として働きたい人は、ぜひチャレンジしてほしいと思います。