こんにちは。Honda Cars 愛知東 一宮店 です。
最近忙しく自動車ブログの更新が遅れてしましました (汗)
今回は一宮店のご近所
豊川市内からお越しのA様のライフを紹介させていただきます。
2008y 走行距離112580キロ
車検整備+タイミングベルト交換を行います。

新車より11年 (5回目) の車検です。
年式相応、順調に距離を重なています。
この5代目ライフ 当時ホンダの軽自動車では主力車種でした。
バックモニター付きオーディオが軽自動車では「初」の標準装備と
結構実力のある車種でした。

まずは車検に合格できる状態かを点検していきます。
10万キロを超えていますのでそれなりにお手入れは必要でしょう〜

と言っても弊社で新車より点検・整備されてきた車両ですので、
致命的な故障や不具合は無く、それほど大きな痛みはありませんでした。
愛車の定期健康診断はとても大事ですね!
今回はタイミングベルト交換のご依頼をいただきましたので、
早速作業に取り掛かります!

この車両は運転席側のエンジンがあり、
さらに狭い空間にタイミングベルトが付いているので、作業性が悪いです。
限られた空間での交換作業となるので、少しでもスペースを確保する為に
フロント廻りを豪快にバラします。
フロントバンパー、右ヘッドライトを取り外したら作業開始です。

部品を外すと見えてきました。
これがタイミングベルトです。
タイミングベルトの役割はエンジンの回転をベルトを介して、
エンジン上部のカムシャフトに回転を同期させています。
最近はエンジンの小型化が進み
徐々にタイミングベルトを採用したエンジンは少なくなってきました。

エンジンの下側です。クランクプーリーを取り外すとこんな感じです。
普段見えない場所なので稀にオイル漏れや冷却水漏れを発見する事があります。
今回は大丈夫そうですね!

ベルトを外しちゃいました…
位置が決まっているので慎重に作業します (汗)

ココ重要!
ここで失敗するとエンジンを壊してしまうので、とにかく慎重に!
ピストントップを確認してタイミングベルトに
均等で適切なテンションをかけて組付けます。
組付けた後に手動でエンジンを回転させ、再度位置がズレていないか点検します。
ふぅー! 安全に作業が完了いたしました。
慣れた作業でも再確認、緊張感を持って作業に臨みます。

部品の比較です。
左が旧タイミングベルト
右が新タイミングベルト
分かりにくいですが古いタイミングベルトは硬化してしまいカチカチです。
まだ使えそうですがベルトが原因でエンジンが壊れてしまってからでは遅いので、
今回の交換はグットタイミングでした。

こちらはVベルト (ファンベルト)
エンジンルームを覗くと見えるのがこのVベルトです。最近は溝があるタイプが主流です。
このベルトも経年で不具合がでる消耗部品です。
それなりの走行距離、年数になったら交換をしましょう!

ひっくり返してみるとボロボロです。
切れてしまってたら大惨事です。出先なら帰宅は無理でしょう…
今回はタイミングベルトを交換するついでに取り換えます。
たまに街中で「ギュー?」ってベルトがスッベタような音を出している車をみかけますが、
だいたいこのVベルトが原因です。
タイミングベルトの交換は無事終わりましたが、他にも修理が必要なところが多数ありますので、
引き続き作業していきます。

これがタイロッドエンドブーツです。
漏れたグリスが涙を誘います(泣)
ゴムが破れてグズグズになっていますので要交換です。

ザン♪
10分ほどで交換完了です。ゴムがもっちりしています。

タイヤもボロボロなので交換します!

ザン♪ ザン♪
ラバーブラックが美しいニュータイヤに履き替えました。

アチャー!
まさかのテールレンズ割れ(泣)
このままでは車検に通らないので要交換です。

ヘッドライト、ウィンカーレンズ、テールレンズ等はヒビ、割れ、水入りなど
不具合がある場合には車検の時に交換が必要になる事があります。
部品の交換と車検に必要な整備をして5回目の車検も無事に合格いたしました。
今回の車検整備の総額は ¥139311円(税込)でした。
ご依頼ありがとうございました。
細かくメンテナンスする事で良い状態に維持できます。
車検の相談も是非
Honda Cars 愛知東 一宮店 に
お任せください。
私たちサービススタッフは適切でムダのない、
お客様ファーストでご提案させていただきます。